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Self は、「プロトタイプ」の概念に基づいたオブジェクト指向プログラミング言語である。1980年代から1990年代にかけて言語設計の実験的システムとして使われていたが、2006年、Self の開発は活発に続けられており、Self言語自身で書かれた Selfバーチャルマシンを構築する Klein プロジェクトが進められ、2006年7月にバージョン 4.3 がリリースされた。2010年7月に最新バージョン 4.4 がリリースされた。 == 歴史 == 1986年、パロアルト研究所で働いていたDavid UngarとRandall SmithがSelfを設計した。Smalltalk-80が一般にリリースされて産業界から真剣に受け止められ始めていることから、オブジェクト指向プログラミング言語の研究をさらに進めることを目的として行われた。彼らはスタンフォード大学に移り、Selfの作業を進め、1987年に最初のコンパイラを完成させた。そして、言語だけではなくSelfのシステム全体を構築することに注力することになった。 一般への最初のリリースは1990年であり、翌年には彼らチームはサン・マイクロシステムズに移り、さらに Selfに関する作業を続けた。その後、何回かのリリースが行われ、1995年のバージョン 4.0リリースで長い活動休止状態に入った。最近のバージョン 4.2は2004年にリリースされ、Mac OS XとSolaris上で動作した。 Selfはいくつかの言語に概念的な影響を与えた。特筆すべきものとしては、アップル・ニュートンのNewtonScriptと、動的ウェブページ構築に使われるJavaScriptがある。他に、Io言語、Cel言語、Agoraなどがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Self」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Self (programming language) 」があります。 スポンサード リンク
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